-10月-2011の記事

減感作療法は、なぜ効かないといわれたのでしょうか

以前でた花粉症の本にも、減感作療法がスギ花粉症にあまり効かないと主張する医師が登場しています。この本では、その減感作療法をお奨めになるようですが、以前と違うところがあるのでしょうか。そして、どうして減感作療法は「効かない」ということになったのでしょうか。効かない人にもやっていたからです

なぜ効かないといわれたのか、これはたしかに大問題です。じっさい、「減感作療法」だけが、根治が望める花粉症の原因療法であることは、専門医なら誰でも認めるところなのに、20世紀の初頭に登場して以来、その後、日本では、あまり広まっているとはいえません。そのいちばん大きな理由は、治療に時間と手間がかかるという以上に、これまでの治療成績が、けっしてほめられたものではなかったからです。

その理由も明らかです。

続きを読む


私の花粉症を治してください

花粉症の治療にはいろいろな方法があり、それぞれにどんどん進歩しているのはわかります。しかし、私の花粉症はよくなりません。今までの対応がよくなかつたかもしれませんが、なんとか私の花粉症を治してください。

わかりました。あなたにもつともぴつたりの治療をお教えしましょう

私の診察室には、あなたのような患者さんがよく来られます。花粉症が治りづらいと悩まれたり、あるいはちゃんと治したいと考えていらっしゃる方です。ドクターショッピングというのでしょうか、ここで何軒日だとおっしゃる方もいます。病院を変え、医師を変えても、なかなかよくならない……。そういう方に、少し長くなりますがと前置きして、必ずいうことがあります。

それは、これまで「症状は一人ひとりちがう」といってきた、その中身についての、私なりの仮説です。仮説ではありますが、この考えで治療をすると、じっさいに症状が改善されていますから、ただの仮説ではない、と思っています。

続きを読む


花粉症と診断されました、どんな治療を選べばいいのでしょうか

治療には、どんなクスリや方法があるのでしようか。選び方もわかりません。教えてください。

治療法は、あなたのお考えと症状で決まります

どういうふうに治療するかは、あなたのお考えと症状しだいです。
花粉の季節だけ症状をやわらげればいいのか、それとも2度と花粉症にならない「体質」を手に入れたいのか……、そのどちらのご要望にも、私たちはお応えできます。 いずれにせよ原則的には、患者さんご自身にやっていただく「セルフケア」と、医師が行なう「メディカルケア」を車輪の両輪としてやっていくというのが、あらゆるタイプの花粉症に共通する治療方針で、そのどちらにも、患者さんの症状やライフスタイルに応じて、さまざまな方法があります。

続きを読む


病院ではどんな診察をするのでしょうか

病院へ行こうと思いますが、どんな検査や診察をするのか、少しくわしく教えてください。

診察は問診から始まります

花粉症に似た病気やアレルギーはたくさんあるし、ほかの原因で症状がつらくなっているかもしれません。それに、診察にもそう時間はかかりません。診察を、流れにそってお話ししましょう。

問診

くしゃみや鼻水などの症状が、本当にアレルギー性のものなのかどうか、それを推測するいちばん大切な診察です。いつから、どんな症状が出始めたのか、どんな症状が強いのか、ご家族にアレルギーやアトピーの方はいらっしやるのかなど、聞き忘れることがないよう、私は39項日の質間が書いてある問診表を手元において、じっくりお話をお聞さしています。主な質問をあげて
おきますので、少なくともこういう質問にすぐ答えられるよう、事前にメモなどをしておいてください。

《問診で聞かれること)
  1. どんな症状があるか、そのなかでいちばんつらいのは何か
  2. その症状はいつから始まったのか、何年前からあるか
  3. どんなとき(季節、時間帯、天候など)に症状が悪化するか
  4. 現在まで、どのような検査と治療を受けてきたのか。使った市販薬と、その効果
  5. 花粉症以外のアレルギーの病気はあるのか
  6. 家族や親族にアレルギーの病気の人はいるか
  7. お住まいの住所、どんな家で周りの様子は、という住宅環境、職場環境。ペットは飼っているのかなど

続きを読む


花粉症になったかもしれないのですが

今年の春先、急に鼻水が出て、目やのどがかゆくなりました。とうとう花粉症になったのでしょうか。

目やのどの症状があれば、花粉症の可能性が高いです

花粉症という診断は、患者さんからよくお話を聞いたうえで(間診といいます)、血液検査や鼻汁検査などの結果に、花粉症の原因になる花粉のエキスを皮膚や鼻に入れたときの症状を加味して決めていきます。

花粉症の三大症状といわれる鼻水、鼻づまり、くしやみは、春先に多い風邪症候群でも、ごくふつうにみられる症状ですし、通年性アレルギー性鼻炎など、ぼかのアレルギー性疾患でも、よく鼻がつまったりします。ですから、風邪かどうかわからないときには、インブルエンザウイルスの検査をしたり、細菌感染があればふえる白血球やCRPなどの検査も、いっしょにすることがあります。(ただ、これは花粉症かどうかだけの検査で、どういうタイプの花粉症なのかは分かりません)

とはいえ、鼻の症状に加えて日やのどに症状が出ているなら、かなり花粉症、それも春先という時期からいって、ズギ花粉症
の可能性が高いといえます。花粉症はさまざまな植物の花粉が原因で起こりますが、どの花粉症も突然発症しますから、去年
までなんともなくても、不思議はありません。一度、耳鼻科をお訪ねください。目の症状が強いなら、眼科でもかまいません。

続きを読む


花粉症が始まると日常生活はめちゃくちゃです

つらい

  • 夜、寝ているときに鼻がつまり、口呼吸になって、のどをいためる。苦しくて目が覚めるときもある
  • 鼻づまりで眠れない、睡眠不足になる
  • ティッシュペーパーが手放せない
  • 四六時中、鼻をかまなくてはいけない
  • 鼻の下が真っ赤になって痛い
  • 一年中でいちばんさわやかな季節でも、朝から不快な気分になる

メイクが落ちる、みつともない

  • 肌が荒れて、化粧ができなくなる
  • 鼻水をかむのでファンデーションが落ちる
  • 外出のときマスクをするので化粧くすれが甚だしい
  • 涙のため、アイメイクが流れる

仕事にさしつかえる

  • 鼻水が出つぱなしで打ち合わせ中など困る
  • 講演やテレビ出演の時に、突然くしゃみや鼻水が出る
  • いつも頭がぼ1つとして物事の判断が遅くなる
  • クスリをのむと眠くなり、なまけ病のようになる
  • 授業や仕事に集中できない

消極的になる、ひきこもる

  • 外に出るのがおっくうになる
  • 鼻水のため、不快感ですべてに意欲をなくし、前向きの気持ちになれない
  • 人に会うときたいへん気を使うし、コンサートやパーティにも出席をためらう
  • 時期をずらせられるものは、すべて後回しになり、旅行もゴルフも、すべてNG

花粉症は、どうして治らないのでしょうか

私はすっと花粉症です。高校生のときからですから、もう10年以上も、春になるのがうらめしくて仕方がありません。病院にも行き、薬局でいろいろクスリを買ったり、友達からいいと勧められるサプリメントを試したりもしました。着るものにもいろいろ気を使い、外出のときには必ずマスクとメガネをかけ、帽子もかぶっているのですが、症状のつらさはあまり変わりません。ひどいときは熱が出て顔も腫れますから、会社にも行けません。このまま年をとるのかと思うと悲しくなります。私の花粉症は、どうして治らないのでしようか。

治らないとあきらめないでください。ご自分の花粉症を知ることが大切です

続きを読む


光ファイバーキャンペーン情報